逆らうと恐怖の福岡配転、ボーナス3万円、労基法違反で書類送検の「竹屋」

社内は監視カメラで設置、労基法違反で書類送検の「竹屋」(春日井市・梁川誠市社長)。名古屋ふれあいユニオンとの団体交渉は10回目の大台にもつれ込む中、竹屋は労働基準監督署の捜索を受け、書類送検。引き続き、交渉の行方を追います。

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https://burarepo.com/judgments/%E6%AE%8B%E6%A5%AD%E7%94%B3%E5%91%8A%E3%81%A7%E6%81%AB%E5%96%9D%E3%81%AE%E7%AB%B9%E5%B1%8B%E6%A2%81%E5%B7%9D%E8%AA%A0%E5%B8%82%E6%9B%B8%E9%A1%9E%E9%80%81%E6%A4%9C/

書類送検でも粘り腰の梁川誠市社長

名古屋ふれあいユニオンによる第10回の団体交渉によれば、

会社代表が労基法違反で書類送検されている中、
未だ明確な改善策が取られていない会社経営の健全化についての説明

などを要求したようです。

会社だけでなく、代表の梁川誠市社長も書類送検。具体的な関与が認められたということでしょう。先日も日産のゴーン社長が解職されましたが、いまだ取締役には居座り続けています。

犯罪の事実がばれても、やっぱりお金が欲しいという心理は人種を問わないようです。筆者なら恥ずかしくて、辞任してSNSのアカウントも全部削除しますけどね……

 

『もっと儲けたい!おカネ超大好き!!』……とか、そういう世界なのでしょうか。そういえば、自著に「光り輝きたい!」なんて書いていた別のブラック企業の社長もいましたね。その社長さんの会社は、業界で知らない人がいないブラック企業として、燦然と黒光りしていました。(引用元)

ブラック企業の真骨頂……
名古屋→福岡の不当配転の魔の手せまる

第11回の団体交渉を前にして、「竹屋」側の反撃を繰り出します。

なんと、組合員を名古屋から福岡に突然異動!

今回の団交、結論から申しますと全く話にならない内容でした。 
これにより当組合は考えられる限り全ての争議行動、抗議行動を行います。

福岡に転勤となる組合員Cの行う争議行動として、
・休日と祭日、及びそれをまたぐ現場作業の拒否
・私用電話への業務連絡の拒否
・本社よりの作業指示書以外の作業の拒否
・作業能力を超える作業の拒否
以上を行います。

とうとう部分ストに突入ということでしょうか。

組合員が順調に増加し続ける中、「竹屋」としては焦りもあるのでしょう。とはいえ、組合員の生活基盤を破壊することで、むりやり要求を実現しようとする態度は、文明的なものとはいえません。

第12回交渉では、(降格の評価を下しているのに)評定資料の一部が存在しないなど、独裁国家と言われても仕方がない横暴ぶり。そして、とうとう本社前での抗議行動に至ります。

私達は近隣住民への配慮から竹屋本社内での交渉を要求しました。
しかし、竹屋側から社内での交渉を拒否されましたので、
残念ながら竹屋本社前の屋外にて抗議行動を行うための
通告文と要求書を読み上げ竹屋側に手渡しました。
そして、正当な組合活動として会社前での抗議行動を実施しました。

おおよそ30分間各団体の代表が抗議の声を上げ、
最後には梁川社長への要求を全員でコールし、
竹屋本社前での抗議行動を終了しました。

(引用元)

ストライキ発動!
書類送検の梁川誠市社長は引き続き団交に現れず

そして、福岡に飛ばされた組合員はストライキに打って出ます。

ストライキは、一見強力な手段に見えて、実際には会社が補充要員をどこからか引っ張ってくるものですし、ストライキをした分はお給料が貰えないので、苦しいものです。

迎えた第13回では、ボーナスが「3万円」にされるなど、新たな問題まで浮上。

また、団交前に組合員Bが異常に少ないボーナス
の支給額(総支給30,000円)について査定内容を問い合わせたところ、
不当配転により慣れない製造業務についた
その短期間での評価になっていました。
さらに、
その部署の管理者からは「情報漏洩している」という
身に覚えのない嫌疑をかけられ、
それを理由にもとの職場への復帰を拒否されました。
この事が最後の一押しとなり、苦渋の決断ですが、
組合員Bは団交の場で退職届を提出しました。当組合としても、
組合員Bの精神的健康並びに生活の安定を考えればやむを得ない
と判断しました。
この様な流れで提出せざるを得なかった退職届には、
当然ながら会社都合として退職する旨を書いております。
しかし、梁川社長はそれを認めず自己都合として処理しようとしています。
梁川社長は、これまでも同じようなやり方で
自分が気に入らない社員を全く違う部署に配転し、
忘れた頃に「あいつ反省したか?」と言っていた
そうです。
「反省」とはいったい何を意味するのかはわかりませんが、
どうやら社長にとっては「反省させるため」の配転のようでした。

自らが労働基準法違反の容疑者として書類送検されている梁川誠市社長が、社員を「反省させる」として不当配転……こんなにあべこべな話はありません。

自分自身の容疑を棚上げして、気に入らない社員を「反省させる」などと称して遠方や他部署に飛ばし、ボーナスを3万円にまで減額して退職に追い込むとすれば、これから「竹屋」で働く人たちは、相当に覚悟が必要かも知れません。

そして、第2回の抗議行動。それでも、梁川誠市社長は交渉のテーブルに着きません。

前回の本社前抗議行動からほぼ2ヶ月、
この間も当労組から梁川誠市社長に対して交渉の場に出席し、
問題解決を図るよう何度も強く要求していましたが、
梁川社長は頑なに交渉の場への参加を拒み続けました。

抗議行動当日、竹屋の始業開始に合わせ、
名古屋ふれあいユニオンの組合員10名とともに梁川誠市社長への
面会を求め、取り次いだ社員の方には何度も社長のところまで
ご足労いただきましたが、相変わらず「面会はしない」との回答。
その後も粘り強く面会の要求をしましたが、
こちらの要求は叶いませんでした。

組合員に「立入禁止命令」

そして10月。事件が起きます。

ストライキを明けた組合員に対し、「竹屋」が「立入禁止」を命令するという事態に発展します。

転勤先で不当な目に遭い苦渋の決断でストライキを行った組合員Bに対し、ストライキ明けの本社勤務を一切行わせず、また出勤すらも拒否する対応をしていきました。

さらに竹屋側はそれでも納得がいかず出勤し、さらに業務指導を行っていた組合員Bを無断欠勤扱いにしていました。この事について、強く抗議を行いました。

しかし、その後の10/12にあろう事か組合員Bに対し竹屋は会社への立ち入りを禁止する通知を出して来ました。

事実、10/1から会社への出勤を黙認しているにも関わらず、このタイミングで立入禁止命令を出してくるとは、どう言う事なのか理解に苦しみ、またこれは労働の意思を示す従業員に対しても、不当な行為であり人権を踏みにじる重大な行為です。

(引用元)

ほんとうなら「解雇」したいところだったのでしょうが、ブラック企業対策のノウハウが豊富なユニオンは、付け入る隙を与えません。ただし、就労を強行する方針にはリスクも感じます。

(債務者の危険負担等)
第五百三十六条  前二条に規定する場合を除き、当事者双方の責めに帰することができない事由によって債務を履行することができなくなったときは、債務者は、反対給付を受ける権利を有しない。
2  債権者の責めに帰すべき事由によって債務を履行することができなくなったときは、債務者は、反対給付を受ける権利を失わない。この場合において、自己の債務を免れたことによって利益を得たときは、これを債権者に償還しなければならない。
 
法的には、会社が正当な理由なく就労を拒否してきたときは、給与満額を請求できることになります。
会社が、正当な理由なく就労をこばむ行為が、上に紹介した民法536条の「債権者の責に帰すべき事由」に該当し、ここでいう「反対給付」とは、労働の対価であるお給料のことだからです。
 
なお、未払残業代問題については、
 また、組合員Aが過去に要求している算定資料の提示もせず、一方的に過去の未払い残業代と思われる金額を振り込んだ事についても抗議しました。
この金額自体算定内容に不備が多く、また振り込んだ後に合意書を渡され、これで解決とは、社会通念上あり得ません。
 
残業代の算定資料(タイムカードなど)は見せないが、残業代らしき金員は振り込んできたようです。
きちんと計算しているならば、算定資料を見せてもいいものだと思いますが……?
先日11月13日の第14回の団体交渉も、膠着状態で推移。
要介護の母親を抱える組合員が福岡に飛ばされそうになり、事態は急を要するものといえます。

労基署の捜査、書類送検でも体制改めず
「竹屋」で働くということ

さて、今日までの竹屋事件の推移を一通り紹介しましたが、

ユニオン側の一方的な思い込みなどではなく、労基署や検察官も摘発に動き、代表・梁川誠市氏までもが容疑者という立場に置かれているのに、話し合いの席に着かず、あくまでも不当配転やボーナス3万円といった暴力的な手段にこだわり続ける「竹屋」側に、強い問題を感じます。

「竹屋」は、じつは全国11カ所に営業所を構える中堅企業。

  1. 本社・工場
    〒486-0917 愛知県春日井市美濃町2-98 TEL 0568(34)3333(代)
  2. 東京営業所
    〒165-0026 東京都中野区新井4-4-3 TEL 03(3387)8201(代)
  3. 大阪営業所
    〒556-0020 大阪市浪速区立葉1-4-7 グランファミールさくらがわ TEL 06(6568)7774(代)
  4. 福岡営業所
    〒812-0893 福岡県福岡市博多区那珂1丁目17-5 第1テングビル102号室 TEL 092(481)2333(代)
  5. 高松営業所
    〒761-8045 香川県高松市西山崎町272番地8 柿下ビル1階 TEL 087(885)9867(代)
  6. 仙台連絡所
    〒984-0012 宮城県仙台市若林区六丁の目中町1-45 六丁の目ビル201号室 TEL 022(287)0171(代)
  7. 新潟連絡所
    〒950-0914 新潟県新潟市中央区紫竹山5-4-15 プライムローズ紫竹山101号 TEL 025(240)5071
  8. 宇都宮連絡所
    〒321-0152 栃木県宇都宮市西川田867-5 フラッツアドゥーズB101号室 TEL 028-612-6770
  9. 埼玉連絡所
    〒343-0026 埼玉県越谷市北越谷4丁目24番9号 平田ビル101号室 TEL 048-940-1805
  10. 広島連絡所
    〒732-0068 広島県広島市東区牛田新町2丁目4番34号 上中ビル102号室 TEL 082-554-2407

これ以上被害者を出さないためにも、パチンコ業界で働くときには、気をつけていきたいものです。

求人転職情報サイトでも、

回答日2018年05月10日

回答者 事務、在籍3~5年、退社済み(2015年以降)、中途入社、男性、竹屋 社長の権限力の非常に強い社風で、組織として機能していない。

(引用元)

など、今回の事件を裏付けるような証言が上 がっています。

『ぶられぽ.com』では、引き続き、竹屋事件の推移を注視して参ります。

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